あなたの民が、『どうしてわれわれの神、主はこれらのすべての事をわれわれになされたのか』と言うならば、あなたは彼らに答えなければならない、『あなたがたがわたしを捨てて、自分の地で異なる神々に仕えたように、あなたがたは自分のものでない地で異邦の人に仕えるようになる』と」。
それゆえ、わたしはあなたがたをこの地より追い出し、あなたがたも、あなたがたの先祖も知らない地に行かせる。その所であなたがたは昼夜、ほかの神々に仕えるようになる。これはわたしがあなたがたにあわれみを示さないからである』と。
あなたが心のうちに、 『どうしてこのようなことが わたしに起ったのか』というならば、 あなたの罪が重いゆえに、 あなたの着物のすそはあげられ、 はずかしめを受けるのだ。
奴隷であった者がわれわれを治めるが、 われわれをその手から救い出す者がない。
あなたは言う、『わたしは罪がない。彼の怒りは、 決してわたしに臨むことがない』と。 あなたが『わたしは罪を犯さなかった』と 言うことによって、わたしはあなたをさばく。
「それは、わたしの民が 二つの悪しき事を行ったからである。 すなわち生ける水の源であるわたしを捨てて、 自分で水ためを掘った。 それは、こわれた水ためで、 水を入れておくことのできないものだ。
イスラエルは奴隷であるか、 家に生れたしもべであるか。 それならなぜ捕われの身となったのか。
主は言われる、「しかしその時でも、わたしはことごとくはあなたを滅ぼさない。
これをヤコブの家にのべ、 またユダに示して言え、
主は言われる、「それは彼らの前にわたしが立てたおきてを彼らが捨てて、わたしの声に聞き従わず、そのとおりに歩かなかったからである。
知恵があって、これを悟ることのできる人はだれか。主の口の言葉をうけて、それを示す人はだれか。この地が滅ぼされて荒野のようになり、通り過ぎる人もなくなったのはどういうわけか。
わたしがあなたに与えた嗣業からあなたは手をはなすようになる。またわたしは、あなたの知らない地で、あなたの敵に仕えさせる。わたしの怒りによって、火は点じられ、いつまでも燃え続けるからである」。